マジで野菜長持ち|ベタベタする?デメリットありの蜜蝋ラップ
最初に言っておきます。
ベタベタは慣れる!!そして、本当に野菜が長持ちしました(2021年10月22日追記・写真あり)
カットした野菜、調理途中で冷蔵庫に入れたボウル。そして使う度に消費される食品用ラップフィルム。
もったいない!ああもったいない!!エコとかあんま気にしないけどラップは気になる!
そんな私のような方におすすめなのが、布に蜜蝋を染み込ませて作った繰り返し使えるエコなキッチンアイテム「ミツロウラップ」。
「でも蜜蝋で作られたラップって使いにくいんじゃ…」と思われる方も多いはず。
本記事では、「Bee Eco Wrap」さんがご提供くださった蜜蝋ラップを使い続けた三田みどりによる、デメリット込み・忖度無しの口コミを紹介します!
最初は気になるベタベタ、慣れます
「Bee Eco Wrap」の蜜蝋ラップは、世界で一番有名であろうオーガニックテキスタイル認証機関「GOTS」の認証を受けた生地に、蜜蝋・ホホバオイル・木の樹脂をブレンドしたワックスを浸透させたアイテム。
もちろん化学物質は不使用。エコ大国オーストラリアで作られています。
特筆すべきは、蜜蝋とホホバオイルの優れた抗菌性による天然の保存性。
食品の鮮度と美味しさを長持ちさせてくれる効果があるので、カットした野菜・果物をはじめ、
おにぎりやサンドイッチになどの軽食、チーズなどの発酵食品にもぴったり。
もちろん、通常の食品用ラップフィルム(以下ラップ)のように器やボウルに使う事も可能です。
ubdyのお皿記事でも言ったけど、環境に配慮されていても商品自体に魅力が無いと意味が無いと思うんです。
せっかく購入しても「また使いたい」と思わなければ、消費はそこでストップ。
消耗品は特にそう。エコもサステナブルも継続する事に意味がある。
エコ「だから」と無理して使っても物が不幸になるだけです。
蜜蝋ラップは正直なところ万人向けとは言いにくいアイテム。
でも、それってどんな物でも同じですよね。
この口コミを読んで「蜜蝋ラップ
それでは紹介していきましょう。えいおー!!
【サイズ別】私の日常的な使い方
我が家でのラップ消費率ダントツNo,1なカット後の野菜をメインに使いました。
果たして「天然の抗菌作用で美味しさ長持ち」は本当なのか…?
Sサイズ (約18㎝四方)
2枚あるので、1枚はカットした後のきゅうり・人参・ズッキーニを包み、もう1枚は袋状にしてにんにくやショウガなど薬味を入れてます。
どのサイズにも言えますが、最初から袋状にしておくと包む手間が省けて便利だと思います。
ズボラですね。とことんズボラ。
Mサイズ (約27㎝四方)
お皿に使う頻度はMサイズが一番多いです。
下のように浅いお皿だと折り曲げた部分がもたついて少し浮いてしまいますが、高さのあるボウルだとそういった心配は不要。
蜜蝋ラップ
イライラするだけでなく乾燥しそうで困っていたので助かりました。
木の皿を愛用されている方にもめちゃくちゃおすすめ!
木の皿ってメンテナンスに蜜蝋ワックス使ったりするから、合理的な使い方かもね。
カットしてない人参やきゅうりをまとめて包むのもMサイズ。
シングルの袋状なら余裕で3本入ります。
Lサイズ(約33㎝四方)
圧倒的なキャベツ率!
我が家は2人暮らしで1玉まるごと購入する機会が少なく、いつも半玉です。
包む前は硬い蜜蝋ラップですが、手の熱で程よく柔らかくなるため、こんなにぴったり馴染んでくれます。
ただし、蜜蝋ラップ
XLサイズ(約40㎝四方)
やはり、大きな葉菜類で大活躍!でも、4分の1にカットされた白菜がギリギリかも?
大きさによりますが、キャベツ1玉もギリギリ包めるくらいです。
使い方補足
これまで各サイズに合った使い方をお見せしましたが、小さいサイズの物を大きいサイズの蜜蝋ラップ
Lサイズで包んでいたキャベツ半玉をXLに変えると、手の熱で馴染ませることなくささっと折るだけで完成。
また、大きなサイズを袋状にしておけば、何度も折り曲げること無くすっきり包めます。
こんな感じで、我が家では大きくても小さくても使う頻度はあまり変わりません。
「大は小を兼ねる」、大好き!
2か月後追記:野菜長持ち、本当だった
ある日体調を崩してしまい、まともに料理が出来ない日々が続きました。
冷蔵庫に何が残っているかも確認しないまま買い物へ行き、3本入りの人参を購入。
全ての蜜蝋ラップが使用中だったので、湿らせたキッチンペーパーとラップで包んで保存。
そして再び1週間ほど体調を崩し回復した頃、使い切るためにきんぴらを作り置きしようとラップを外しました。
安売りの人参ってわけじゃなかったけど、1週間以上経ったからちょっと痛んできたかも。
そしてふと横を見た時、Mサイズの蜜蝋ラップ
3週間ほど放置していたことになります。「さすがにシワシワか…」と恐る恐る開けたところ…
つやっつやのぴっかぴか。
痛むどころか芽が伸びて成長すらしとるーーー!
本当にびっくりしましたが、嘘偽りない事実です。マジだぜ。
どうすんの?気になるお手入れ方法
食器用洗剤とスポンジ(硬くない物)で優しく洗うだけ。野菜を包んだくらいなら水洗いで済ませてしまいます。
なお、蜜蝋が溶けてしまうので高温のお湯で洗う事は避けてください。洗濯機や食洗器で洗うのもNGです。
せかっくだし洗剤も環境に配慮された商品にしたいよね。
我が家はフロッシュかヤシノミ洗剤を愛用してます。
洗い終わったら軽く水を切って、ワークトップの壁面に立てかけて乾かしています。
クリップ等を使って吊り下げるのもいいかもしれません。
使わない時は?
しっかり乾かした後、直射日光を避けて風通しの良い場所で保管しましょう。
夏場や長期間使わない場合は、冷蔵庫に入れて保管することをおすすめします。
ここが気になるね!|使って感じたデメリット
いずれも私達がいつも使っている食品用ラップフィルムには無いデメリットです。
熱・酸に弱い
一番のデメリットかもしれません。熱に弱い!
電子レンジは使えませんし、暖かいままの食品も避けるべきです。
熱湯消毒が出来ないため、生肉や生魚への使用もおすすめ出来ません。
また、蜜蝋が劣化しやすいのでレモンなど酸の強い食品も包まないようにしましょう。
冷凍には不向き
使用自体は出来るものの、ラップの劣化が著しく早くなるので避けた方がベター。
やっぱベトつく
蜜蝋ですもんね!ベタつきますよね!とくに最初は違和感があるかもしれません。
公式サイトにはこう書かれています。
使い始めはラップ自体のミツロウの香りや粘度が強く感じる方もいるかもしれません。数回のご使用と洗浄で薄れていきます。
Bee Eco Wrap / 地球に優しい、プラスチックを使わないオーガニック・フードラップ! (beeecowraps.jp)
私の場合も時間が解決してくれました。余裕で慣れます。
使用を重ねるごとに落ち着くこともあり、2か月もあれば超余裕で慣れます。今では全く気になりません。もう1度言います。
蜜蝋ラップのベトベト、余裕で、慣れます。
これマジで知って欲しい。
ちょっと使って「うえぇぇベトベトするよぉぉ」って泣きそうになったアナタ、もうちょっと続けて欲しい。
ステンレスのワークテーブルでPC作業するからハンドクリームすら塗りたく無いわたしが慣れたんです。
蜜蝋ラップ
今やラップよりストレスが少ないので、使用頻度は桁違いにアップ。
ただ、野菜が長持ちした点と同じですが、手作り品や他社製品など他の蜜蝋ラップを使ったことが無いので、全ての蜜蝋ラップ
どんな人におすすめ?
- ラップを頻繁に使い捨てる事に抵抗がある方
- 野菜の鮮度と美味しさを保ちたい方
- 地球環境に配慮した製品を使いたい方
「かわいいから使う」「何となく興味あるし」でも良いと思います。
私だって何もかんも環境に配慮出来てるわけではなく、めっちゃペットボトルの炭酸水買うし、むしろ出来てるのはほんの少しだけ。
我が家の蜜蝋ラップは今のところ大小合わせて5枚。
足りない時は普通のラップを使いますし、購入時に付いている袋をわざわざ取ってまで蜜蝋ラップに包み直すことはしません。
また、切り花と同じく茎を常に水に浸して保存した方が良い大葉などはフリーザーバッグを利用しています。
ただ、色んな問題を知る事は大切。
このラップを知って、そこから何を感じ取るか。
自分が出来る範囲で無理なく続けられたらなぁって思います。
使用環境やお手入れの度合いによって変わりますが、約2年で買い替える方が多いようです。
取り扱いの注意を守った上で、出来るだけ長く使っていきたいね。
「Bee Eco Wrap」ミツロウラップが気になる方!
大きなサイズもあれば、レンジ加熱に使用する以外のラップがほぼ不要!
私が使っている5枚セットが断然お得で便利ですが、少額から試してみたい方は
- SとMサイズのセット(たぶん一番人気)
- Sサイズ(2~3枚はあった方がいい!)
をおすすめ。
サステナブルなアイテムに興味がある方はもちろん、贈り物として購入するのも素敵だと思います。
ベタベタに慣れたら使用頻度がめちゃくちゃ上がったので、あと10枚くらい欲しい気持ちです。正直こんなに活躍すると思って無かった。
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