ステンレスのキッチン作業台│ニトリのワークテーブルですっきり収納
本記事では、ニトリの「ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)」を4年愛用している私の感想を紹介しています。
実際どのように使っているのか、
そしてステンレス天板のお掃除方法や使いにくいと感じる点などを写真たっぷり&率直に記しているので、「ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)」を選択肢のひとつとして考えるかたの参考になれば幸いです。
とにかく最高です│見せるとすっきりの両立がかなう
我が家のキッチンは古くて狭いです。
吊戸棚とシンク下・コンロ下にあるユニット以外に収納スペースはありません。
電子レンジなどの家電をどこに置くか考えたとき、「仕切りになるような大きな台を用意して、そこに全部並べてしまおう」と、大まかな方向性だけ固めました。
そして、とりあえずで行ったニトリでこのワークテーブルを見つけ、文字通りのひとめぼれ。
正直なところ「ただのワークテーブルでこの値段か~」と思いましたが、4年使用し続けたいまは素晴らしい買い物をしたと断言できます。
ではさっそく紹介していきましょう。
ニトリ「ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)」の概要
商品スペック
- 販売名:ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)
- 商品コード:4030394
- カラー:ホワイト(わが家はセルフで塗装しています)
- 価格(税込):34,990円
- サイズ(約):幅120×奥行45×高さ86cm
- 棚内寸(約):上段:幅106×奥行38×高さ31(有効内寸35)cm
下段:幅106×奥行38×高さ31cm - 素材:パイン/ステンレス
- 重量(約):27kg
- 保証期間:5年
奥行きが約33cm長いワークテーブル(シナモ12078WH ステン)もあります。
概要・解説は「1~5万円台で買えるステンレスのキッチン作業台」の項目で説明しています。
自分で塗装しちゃいました
無塗装のパイン材で作られているこのワークテーブル、まず浮かぶのはナチュラルな印象ではないでしょうか?
もちろんその雰囲気を含めて私も気に入ったのですが、フローリング・キャビネットの色ともに濃茶のわが家に置くと浮いてしまったので、自分で塗装しました。
素人作業ゆえにムラがすごく、経年とともに剥がれが目立つようになってきましたが、もう一度塗りなおすほどのストレスは感じていないので放置しています。
でも「最初からもう1色(濃色の)展開があったらラクだったかも」とは思います。
大きな家具はお部屋の雰囲気にあった色を選んだほうが失敗しないですよ!
ニトリ「ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)」を使ってみた感想
ここからは、実際に使った感想を紹介します。
良かった点
ワークテーブル・キッチンカウンターとして100点に近い満足度。
とにかく買ってよかった!!!
①調理~配膳まで広々と作業できる
天板の大きさは幅120×奥行45と広々。
カットした野菜を一時的に置くのはもちろん、ハンバーグ・餃子・春巻きなどを作るときも、材料を並べながら効率よく進めることができます。
前面と背面に分かれて立つことができるので(2人で作業をしても)お互いが邪魔になることはありません。
②背面があいているので圧迫感がない
ただでさえ狭いキッチン。
「ワークテーブルを置くと狭くなるんだろうな」と思っていたのですが、背面があいているため意外と圧迫感はありません。
掃除がしやすいという面もあります。
私は家電につくホコリ(を見るの)がアホほど嫌いなので、掃除機のノズルを後ろから入れられることがとても助かりました。
なお、トースターを使うときはサーキュレーターをあてて熱気を逃がし、炊飯器(大同電鍋)と電気ケトルは使うたびに天板へ移動させています。
③「とりあえず置き場」として便利
スーパーで買ってきたものをここにドバーっと広げて、所定の位置へ入れていく。
就寝前、その日片づけられなかったものを全部ここに乗せて「なんちゃってリセット」。
文字にするとなんてことないのですが、これ、めっっっっちゃ助かってます。
④狭いキッチンでもすっきり
どの部屋もすっきりさせることを心がけていますが、モノの数が多くなりがちなキッチンでそれが叶っているのは、間違いなくこのワークテーブルのおかげ。
大きな家電を増やさないためのブレーキ役も担ってくれています。
⑤ていねいなつくり
角はしっかりとヤスリがけされ、表面も非常に滑らか。細かいところまで丁寧に処理されている印象です。
脚裏には保護用のシートがついているので、養生せずそのまま置くことができました。
ニトリにしては “いいお値段” なのですが、実際に触れてみるとその価格も納得できるつくりです。
⑥デスクにもなる
立っても座ってもちょうどいい高さ。パソコン作業や家計簿入力をおこなうデスクとしても活躍中。
ちょっと低いですが、踏み台を椅子がわりに使っています。
【写真で解説】面倒?ステンレス天板のお手入れ
ステンレスの天板は手あか・水あかが目立ってしまうもの。
お手入れは不可欠ですが、日々は汚れを拭き取る程度で、週に1度だけクレンザーを使ってお手入れをしています。
2分もあればピカピカになるので、慣れたら(むしろ)楽しい作業になりますよ。
用意するもの
- ラップフィルム
- クリームクレンザー
- 拭き取る布類
私は便利なキッチンワイプを使っています - 霧吹き※
- キッチンペーパー or ティッシュ※
- 乾拭き用の布類※
※印は、これがあればクレンザーの拭き取りがラクになるアイテム。無くてもいいけどあれば超便利なのでおススメです。
クレンザーは研磨材の含有量に注意しましょう。
多すぎると表面が傷つき汚れが入り込みやすくなるので、20%がベストだと言われています。
お手入れの手順
写真で説明│▼をクリックして見る
全体的に霧吹きで湿らせる(これをすることでクレンザーの拭き取りがラクになります)
適度にカット(40センチくらい?)したラップフィルムを丸めて、そのうえに小さじ1くらいのクレンザーを取る
ラップの上に取ったクレンザーを三等分するイメージで天板に塗る
全体を磨く(本当はステンレスの目に沿って磨いたほうがいいのですが、最近は好きなように磨いてます)
広がったクレンザーをキッチンペーパーでざっと取る(これをすることでクレンザーの拭き取りがラクになります)
濡らしたふきん(私は便利なキッチンワイプを使用)でクレンザーをぬぐい取る
その後ふきんを洗い、何度か繰り返す
このままだと水分が線状に残るので、
布やふきんで乾拭きする
実際にやってみると簡単です。
革靴のお手入れに似た楽しさがあるかも。
見た目は好きだけど手入れが面倒そうと思ってるかたがいたら、「意外とラクなので諦めるのはもったいないですよー!」とお伝えしたい!
わが家のキッチンはこのテーブルのおかげで成り立っています。本当に買ってよかった!!!
【厳選】1~5万円台で買えるステンレスのキッチン作業台
私が購入したキッチン作業台もおススメですが、
- ステンレス製(天板のみでもOK)
- 安っぽくない
- 表面・裏面どちら側でも置ける
この条件に合うほかのキッチン作業台もネット上で探してみました。
「自分が買いたいと思える」の視点で、かなり真剣に選んだつもりです!
1~2万円台:やっぱこれでしょう
画像クリックで商品ページに移動できます
ステンレスの作業台といえばこのタイプ。
サイズが豊富・丸洗いできる・比較的安価・流行り廃りがない といいことづくめの「ザ・キッチン作業台」で、さまざまなサイズを組み合わせてカスタムするかたも多いようす。
3万円台:ベルーナ・キッチンカウンター
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収納量、申し分なし!奥行きが50センチもあるので、作業台としての使い心地も良さそう。
幅は60・90・120の3種類、色はホワイトとブラウンで、部屋に合わせて選べるのもうれしいポイントです。
4万円台:ニトリ・ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)
画像クリックで商品ページに移動できます
▼をクリックしてスペックを見る
- 商品コード:4030395
- カラー:ホワイト
- 価格(税込):49,990円
- サイズ(約):幅120×奥行78×高さ86cm
- 棚内寸(約):上段:奥行44.5×高さ30(有効内寸35)cm
下段:幅106×奥行44.5×高さ30.5cm - 重量(約):約51kg
- 素材:パイン/ステンレス
- 保証期間:5年
わが家のワークテーブルより奥行きが約33センチ長いタイプで、特筆すべきは仕切られた棚裏にあるオープンスペース。
ここに椅子を置いてテーブルやデスクにするのもヨシ、ゴミ箱やごちゃごちゃしたモノを隠して収納するのもヨシ!
空間を有効活用できる、まさに一石二鳥なワークテーブルです。
わが家のワークテーブルを購入したときは、このタイプがあることを知りませんでした。
最初から知っていれば、こちらを選んでいたと思います。
5万円台:大川家具・キッチンカウンター
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家電・調理器具・食器など、さまざまなアイテムを収納できる大容量キャビネットタイプ。
7センチある立ち上がりのおかげで手元や天板汚れを隠せる効果があり、来客時でもスマートにサーブすることができます。
ホワイトとブラウンの2色展開で、部屋のイメージに合わせて選べるのもうれしいポイント。
大川家具はこちらもおススメ!
番外編:めっちゃ欲しい
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3つの条件すべてに合致するわけではないですが、とにかくかっこいい!
見つけてからずっとお気に入り登録しています。
お値段はそこそこしますが、引っ越すことがあれば前向きに購入を検討すると思います。
まとめ
収納棚・間仕切り・目隠し・作業台として使えるニトリの「ワークテーブル(シナモ12045WH ステン)」を4年愛用した感想を率直に記してきました。
ステンレスの天板はお手入れが不可欠ですが、ワークテーブル・キッチンカウンターとしては100点に近い満足度。本当に買ってよかった!
狭いキッチンに置くステンレスの作業台を購入検討されているかたの参考になれば幸いです。