2段は使いにくい?ニトリのステンレス水切りラック徹底レビュー
本記事では、ニトリの「ステンレス 水切り 2段スリム SUS-2S」に買い替えた感想を紹介しています。
以前の同タイプから変更された点、使いにくいと思う感じる点などを率直に記しているので、「ステンレス 水切り 2段スリム SUS-2S」を選択肢のひとつとして考えるかたの参考になれば幸いです。
買い替えたきっかけ
3年ほどニトリの水切りラック(MC-2S)を愛用していましたが、素材がスチール二層コートということもありサビが目立つように。
(総ステンレスタイプを購入したかったものの幅が合わず、泣く泣くスチール二層コートタイプにを選んだのです。。。)
そこで今回、総ステンレス仕様にリニューアルされた新商品を購入しました。
私が以前のバージョンを購入したとき、「見た目がシルバー」な水切りラックは
- 安価なスチール二層コート製(トレーはポリプロピレン)
- 少し高い総ステンレス製
の2タイプ展開でしたが、現在は総ステンレス製のみの展開(粉体塗装のホワイトタイプも引き続き販売中)。
「見た目がシルバー」な水切りラックの価格帯をグンと上げてまで、総ステンレス1本に絞ったニトリの狙いはいかに。ではさっそく紹介していきましょう。
ニトリ「ステンレス 水切り 2段スリム SUS-2S」の概要
商品スペック
- 販売名:ステンレス 水切り(2段スリム SUS-2S)
- 商品コード:8988187
- カラー:シルバー
- 価格(税込):4990円
- サイズ(約):幅39.2×奥行25.7×高さ39cm
- 素材:ステンレス鋼・熱可塑性エラストマー
- 重量(約):2.26kg
このシリーズは 1段スリムタイプ・1段ワイドタイプ もあります。
気になるかたは▼をクリックしてスペックをご確認ください。
開封してみた
大きめのビニール袋の中に本体とトレーが入っていました。
こちらは袋から出したあとです。
外装の裏に「組み立てかた」の説明がありましたが、それらしいことと言えばトレーに4つのパーツを差し込むくらい。
私は長辺の方向へ水を流したかったので、このようにしました。
あとはトレーの上にラック本体を被せれば完成です。
包丁スタンドやボックスなどのパーツは別売り
周辺アイテムを不要と感じるかたもいるのでしょう。以前は小物トレー込みでしたが、今回は別売りになっていました。
上代を抑えたい(であろう)ニトリと、すこしでも安く買いたいエンドユーザー、両者の思惑が合致した販売方法だと言えます。
- カトラリーボックス(499円)
- 洗剤スポンジラック(599円)
- 小物トレー(599円)
- キッチンツール&カトラリーボックス(799円)※ニトリ店頭・ニトリネットのみ
- グラススタンド(599円)※ニトリ店頭・ニトリネットのみ
- まな板スタンド(499円)
画像クリックで商品ページに移動できます
私は小物トレーのみ買い足しました。
ラック本体が4990円、小物トレーが599円で、合計5589円となります。
総ステンレスの水切りラックがこの価格で手に入るのはうれしいですね。
ニトリ「ステンレス 水切り 2段スリム SUS-2S」を使ってみた感想
ここからは、私が実際に使って感じた感想を紹介していきます。
トレーの下は何か敷いたほうがいい
トレーに高低差をつけたおかげで排水自体はスムーズにおこなえますが、まな板やフライパンなど大きめのものを置くとラックの端から水滴が落ちてしまいます。
水切りラック周辺を水びたしにしたくなければ、ふきんやマットを敷いたほうがよいでしょう。
掃除の手間が省けるとうえにガタつきも解消できて一石二鳥です。
キッチンまわりのファブリックは速乾が命。
私はセリアで購入した化繊のフェイスタオルを使っていますが、水切りマットを敷いてるかたも多いようです。
良かった点
この価格で総ステンレスの水切りラックを買えた
しかも1年の保証つき。万が一初期不良があったとしてもスムーズに交換対応してくれます。
トレーの掃除がしやすい
前回の水切りラックはポリプロピレン製のドレン排水タイプだったので、水あかと排水口のヌメりが気になっていました。
今回はトレーもステンレスなので、よほど(マジでよほど)放置しない限りヌメりが発生することはありませんし、日々のお手入れは食器を洗うときと同じでOK。
クリームクレンザーを使って週1ケアすれば、さらにピカピカを保てます。
比べものにならないほど長持ちする(であろう)
なんてったって総ステンレスです。前回のスチール二層コート製とは比べものにならないほど長持ちするでしょう。
ただし、ステンレスにはいくつかの種類がありますが、とくにサビにくいと言われているSUS304かどうかは分かりません。
残念な点
正直なところ、ここだけは変わって欲しくなかった……。
お茶碗が置きにくくなった
前回の水切りラックは、お茶碗を引っ掛けたり大小さまざまなお皿をグラつきなく立てて乾かせるような仕組みでしたが、
今回の水切りラックはそういった工夫がされていないシンプル構造です。
お皿はなんとかできるものの(高台に水が溜まりやすい)お茶碗や汁椀を立てて乾かせなくなったのは本当に残念。
工賃・コストを抑えるためにこうなったのだとは思いますが、次回リニューアルする際は値上げしてもいいので、せめてお茶碗の引っ掛け構造は復活してほしい!!!!
では完璧に自分好みの水切りラックはあるのか
いっそのこと買い替えようかと思い、
- ステンレス製
- 2段
- スリムな形状
- シンクに水を流せるステンレスのトレー付き
- お茶碗が立てて乾かせる
この条件に合う水切りラック
でも、この水切りラックはかなり高ポイント。
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(見ていただいたら分かりますが)取り外し可能な仕切りが付いているので、大きいお皿やお茶碗などでも安定して置けそう。
奥行サイズが合わず、わが家のキッチンには置けないのが残念です。
まとめ
ニトリの「ステンレス 水切り 2段スリム SUS-2S」に買い替えた感想、使いにくいと思う感じる点などを率直に記したつもりでしたが、いかがだったでしょうか?
お茶碗が置きにくくなったのは(正直とっっても)残念。
でも、いまのわが家にはベストな選択だったと思います。
2段の水切りラックが使いにくいという声は少なからずありますが、せっかく水切りを置くなら上の空間も利用しないともったいないと思うので、私はずっと2段派。
ステンレス製の水切りラックを購入検討されているかたの参考になれば幸いです。