リニューアル!ニトリのバターケース使い方│くっつくのはカッターのせい?
本記事では、リニューアルしたニトリの大ベストセラー商品「カットできるバターケース」を実際に使用した私の口コミ・感想を紹介しています。
簡単にカットできるのか、くっつくというウワサは本当なのか、買って正解だったかなどをかなり正直に記しているので「カットできるバターケース」の購入に悩むかたは参考にしてください。
ニトリの「カットできるバターケース」はこんな商品です
バターを使うとお料理が驚くほど美味しくなりますよね。
でも、毎回削るのは面倒だし、カットしたあとの油ギトギトな包丁を洗うのもなんだかイヤ。
そんな私が購入したのがこちらの商品です。
商品名 | 密閉式 カットできるバターケース | |
商品コード | 8977839 | |
素材・耐熱温度 | ケース:AS樹脂(耐熱90℃) ふた:ポリプロピレン(耐熱130℃) フレーム:ABS樹脂(耐熱90℃) パッキン:シリコーン(耐熱260℃) ワイヤー:ステンレス鋼 | |
大きさ(約) | 幅16.5×奥行9.5×高さ6.4cm | |
重量(約) | 230g | |
税込価格 | 999円 |
- 手を汚さずにバターをカットできる
- 均一にカットできるので、普段の調理やお菓子づくりで使いやすい
- ふたにパッキンが付いており、密閉しながら冷蔵庫で保存できる
- カッター(ワイヤー)部分もまとめて収納できる
その名のとおりバターケースとバターカッターが一体になった商品で、これがあれば使うたびにガシガシ削ったり、キッチンスケールで量るなどの手間から解放されます。
パーツは、ケース・ワイヤー枠・フタの3つ。
以前はフタもワイヤー枠も固定できず、輪ゴムなどを使って押さえる必要がありましたが、パッキン付きにリニューアルしたおかげで密閉までできるようになりました。
ワイヤーはまあまあ細いので、冷蔵庫から出したばかりの硬いバターは使わないでください。
なお、カットできるのは200グラム以下のバターなのでご注意を。
1切れの重さの目安は200グラムバターの場合は約5グラム、150グラムバターの場合は約3.7グラムとなっています。
公式ページによると食洗機は使用不可なので、70度以下のお湯で洗うようにしてください。
【写真で解説】ニトリバターケースの使い方
下準備
ケースとフタの裏側に食品用ラップフィルムを敷き(つけ)ます。
※私なりの下準備なので、気にならないかたは飛ばしてください。ただ、カットするとバターまみれになるので、フタの裏側にはラップをつけたほうがベターです
バターを置く
ワイヤーを張った枠をはめて、その上にバターを置きます。
少しずつ押す
イメージはこんな感じですが、
実際はこう!
指先の力だけでは、とてもじゃないですがカットできません。
ぎゅーっと押していくと、ゆっくりワイヤーが食い込んでいきます。
最後にひとふり
フタを最後まで押すと、こういう状態になります。
バターがワイヤーにへばりついたままなので、フタをした状態でブン! と下に振ればケース部分に落ちてくれます。
終了!
あとはフタに巻いたラップを取って
終了!
作業としてはとても簡単です。
気になる!使って感じたデメリット
- カットしたバター同士がくっつく
カットしてすぐは問題ないのですが、冷蔵庫で冷やすと断面がくっついてしまい、スムーズに取り出せない箇所がでてきました。
隙間がある部分はスッと取れますが、それ以外はフォークを使ってもきれいに取れません。
ボロボロになったバター、これじゃない感がすごいです……。
パッケージや公式サイトには、
カットしたバター等の断面がなめらかなため、バター同士がくっ付くことがあります。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8977839s/
使用の際は、はがしてください。
と記載がありますが、いやいや、はがれません。はがれてくれませんのやで。
どれくらいの期間ではがれなくなるか、写真を撮ってみますね。また更新します。
私が考えた解決方法とその後
- バターの切り口に対し左右に動かして、くっつかないよう離す
→ちょっとコツが要る - カットしてすぐに、爪楊枝などでバターを離す
→簡単だけど地味に手間がかかる - カットガイドとして使う
→けっきょく自分の手で切ることにはなる
でも、ここまでやっといてアレなんですけど、
「どうせひと手間加えるなら、最初から自分の手で切って自分の好きな容器に入れたらエエやないか」と思っちゃったのです。
炒めものに使うことが多い私にとって、均一にカットされるというメリットは必要なかった。
ということで、いまでは自分でカットしたあとほかの保存容器に入れ、ニトリのバターケースは豆苗入れとして活躍しています……。
やっぱダメだった…私が買い替えるならコレ
最初から「バターがくっつく」と分かっていたら、ニトリのバターケースを購入しなかったかもしれません。
ちょっと悔しい思いをしている私が探した、おすすめのバターケースを紹介します。
ステンカッター式バターケースDX(バターナイフ付)
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ステンレスの1枚板を打ち抜きで作られており、カットする際の安定感がケタ違い。
断面にしっかり隙間ができるので、ニトリ製に比べてくっつきにくいのは間違いないでしょう。
切り絵のような加工をステンレスでやってのける高い技術も感動!
良木工房 天然竹製バターケース(バターナイフ付)
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こちらもカッター部分がステンレスの1枚板を打ち抜きで作られており、カットする際の安定感がケタ違い。
断面にしっかり隙間ができるので、ニトリ製に比べてくっつきにくいのは間違いないでしょう。
抗菌・防臭効果のある竹で作られたケースとナイフが、とにかくかわいい!
マジでこれにしとけばよかった……。
番外編
カッター無し・機能無視・見た目重視。
「バターくらい自分で切ります」と言いたくなるかわいさです。
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まとめ│カットはできるけど……
以前の「カットできちゃうバターケース」も購入して口コミしましたが、使い心地がよくありませんでした。
リニューアルされたということで期待して買ったものの、けっきょくは
密閉できるようになって◎だけど、やっぱりバターはくっつく!
そして私のおすすめは、
バターがくっつきにくい商品を買う
カッターは無いけどビジュアル満点のケース単体を買う
です。
わが家には高い豆苗入れ(超皮肉)が2つ残る結果になりましたが、この口コミがニトリの「カットできるバターケース」購入を検討されているかたの参考になりますように。